子宮がん(子宮体がん)体験記録(11)ー抗がん剤1回目

手術後、若干の後遺症的な尿漏れや切った後から皮下脂肪がにじみ出てくるなどの症状や若干切り傷痛いよ~
とかの症状はありますが、まあ予定の範囲内ということで、順調な回復ということにしておく

で、なーんとなく不安な抗がん剤でありますが、そんなことはお構いなしに、Dr.3、予定通りに進めていきます。(当たり前ですが)。

、、手術後の化学療法は
手術で目に見えるがん細胞はなくなっても、目に見えない小さな癌が残っているかもしれないため、それが再発・転移をしないように予防するために行うのでそうです。。
私の場合、子宮の中だけに「がん」があったなら、子宮をとればおしまいだったらしいですが、子宮頚部まで浸潤(拡大してるってことみたい)してるので、他への転移の可能性も大ってことで、ステージⅡの子宮がんは標準治療で抗がん剤治療とセットらしい。

もしかしたら目に見えない小っちゃいがん細胞があちこちに飛び回ってる・・
かもしれないってこと??

抗がん剤って聞いただけで、すごく副作用が大変で、吐きまくって、髪が抜けて坊主になって・・・っていうのが私の脳内映像でした。

前回薬剤師の話を聞いたらなんかもっといろいろとあるのか・・と恐れをなしていますが、小っちゃいがん細胞の赤ちゃんが私の体のなかをあちこち飛び回ってるのかなあ・・って思うとそれもなんだかな・・・だし。
で「標準治療」の抗がん剤に必然的に運ばれます!ドキドキだけどさ!!

事前の外来診察(血液検査)

入院前に外来診察で血液検査をして
特に問題なければ抗がん剤治療のための入院を決めます

3日間の入院

1日目(準備)

午後3時に入院
血液検査
血液検査の結果は順調。
薬剤師さんが薬の説明などに来てくれる。
あとはシャワーを浴びてゆっくり晩御飯を食べる(病院ご飯はおいしくないけれどね・・・)
明日に備えてゆっくり寝る!
初抗がん剤、緊張するかと思ったらそうでもなくて、我ながらお気楽な性格で良かった。

2日目(抗がん剤点滴)

点滴のお薬

  • アレルギー予防、吐き気どめの点滴を30分
  • パクリタキセル 3時間
  • カルボプラチン 1時間

朝ご飯を食べてからは忙しいです

血管の確保

朝、Dr.3が静脈を確保にくる。
抗がん剤は漏れると壊死を起こしたりするので慎重に。
あまり動かしても支障ない左手首の上あたりに。
私、太り気味なので血管わかりにくいかも・・・

わかりにくくてお手数かけます(*・ω・)…

Dr.3がすごく慎重にあちこちペチペチとたたきながら血管を確保。
点滴の生理食塩水が無事ポトンポトンと順調に落ち始めた。
腕に痛みもなく、準備OK
Dr.3は退場であとは看護師さんが進めていきます。

点滴開始

看護師さんたちが手際よくどんどん進めます。
心電図を胸につけて、点滴の間30分ごとに血圧の測定。
なかなか忙しそうです

全部で約5時間
トイレは点滴のコロコロをもって移動。
ご飯は普通に食べれるし、別に不自由はなし。
ただ、カルボプラチンの点滴はアルコールが入っているので、うつらうつらとほぼ寝てました

予定通り約5時間ほどで終了

パクリタキセルの点滴の準備の時の看護師さんはコロナ患者を見る時に使うようなブルーの防護エプロンをつけて、マスクにゴーグルとフェイスカバーをしてゴム手袋というなかなか重装備で点滴の準備をします。
点滴の薬液がかかると危険!らしいですが、そんな劇薬みたいなのが私の血管をめぐるのか・・と思うと、なかなか怖いもんがあるよね。

3日目

一晩何事もなく無事退院。
次回外来の日を決めて、お昼までにさっさと退院。
おもったより何事もなく・・・

まとめ

こんな感じで第一回目の抗がん剤治療は終了。
こんなもんかな?
みたいな感じだったけれど、やっぱりそうれほど楽ちんなものではものではなかったのだということを知るのは数日後のことなのでした・・

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